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ファンダム

境界線の存在                  

ももこ:今まで色々話し合ってみたけどさー、なんか出てくる参考作品がほぼ全部アニメってあたり、みんなやっぱりオタクなんだなーって思ったよ…

みずき:そのセリフ、一番ももこが言っちゃだめなやつ。(笑)

なつの:たしかに。(笑)

かなこ:確かに参考作品には偏りあるかもだけど、その代わりまとまって話せたのは皆同じ趣味持ってたからってのは大きいよね。

さやか:たしかに!

みずき:これがファンダムっていう集団なんだろうねー

なつの:ファンダムって言えば、かなこが「ヲタクに恋は難しい」って作品あげてくれてたよね。

ももこ:タイトル聞いただけで共感できるわ…

さやか:それな…

かなこ:あれはメインの登場人物がジャンルは違うけどみんなオタクっていう設定でその中のカップルたちを描いてるって作品なんだよ。

なつの:あ、それ私も読んだよ~なんか、あーやっぱりまだまだオタクって世間で受け入れられてない存在なのかなって思っちゃったな…

みずき:でも、その人たちはちゃんと立派に社会人して受け入れられてるんだよね?

かなこ:そうそう、普通に主人公の女の子は会社の人から可愛いって人気だしね!

ももこ:やっぱり顔なんだ…

さやか:まあ、顔が良い方がフィクション的には良いんだろうけどねー

 

なつの:でも最近さ、そういう意味で「え!あなたオタクなの!?」って人多くない?

かなこ:わかる!こんなに服装とかメイクとか気遣ってるのにオタクなんだ~って思うよね!

 

みずき:この前『新・オタク経済 3兆円市場の地殻変動』(原田曜平,2015)って本で読んだんだけど、最近はライトオタクっていう人たちが増えてて、普通にファッションとかにもしっかりお金使うってタイプも多いらしいよ。

ももこ:でもそういう人たちって、有名作品しか見てませんって人が多いイメージだな。

さやか:そういう人たちってオタクって呼んでいいもの?

 

なつの:まあライトオタクって言葉があるんだからオタクには分類してもいいんだろうけど、なんか一緒にされたくはないかな…

かなこ:そうすると、ジャンル分けとしては一緒だけどファンダムにはなりえないのかな…?

みずき:うーん、ファンダムとしては不十分な条件なのかもしれないけど、社会的に見るとさ、ライトオタクって閉鎖的なファンダムと一般社会をつなげてくれる懸け橋になってくれてるっていうのはあるんじゃないかな?

ももこ:確かに世間でオタクが許容されてるのはこういう人たちの存在があるからなのかな。

 

さやか:あ!今ならいろんな時代に行ってその変遷見れちゃうんじゃない!?

かなこ:お!行く??

 

なつの:でもまた間違えて大変な目に合ったらどうするの!

みずき:そうだよ!早く帰ろうよ!

かなこ:もーしょうがないな、じゃあ行こっか!

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