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5/10 「フェミニズムSF」 小谷先生

自分と異なった性になったら                  

 

私は女性であるので、男性になったら何がしたいか、どうなるかを考えてみたい。

男性になった時のメリット・デメリットをいろいろと考えてみたが、それはどのような男性になるかによるという問題が出てきた。

例えば

  ①オシャレ

  男性の方が少ないバリエーションの中でオシャレをしなければならないと思うかもしれない。

  (女性はパンツもスカートも履けるが男性はパンツのみが基本だ)

  それもオシャレに気を使わない男性であれば気にすることではない。

  常にジーパンとTシャツでも女性よりは気にされないだろう。

 

  ②パワー

  男性の方が体力があり力仕事ができると思うが、中には女性と同程度の力しかない人もいだろう。

  逆にレスリングや円盤投げのような力のいる女性スポーツ選手は一般男性より力が強いと考えられる。

 

  ③トイレ

  男性の方がトイレに並ぶ時間が短くてすむという話もよくある。

  しかし、男性9割女性1割という環境であれば明らかに女性の方がトイレに並ぶ時間は短いだろう。

 

こう考えるときりがないので、男性になったら何をしたいかという方を考えたい。

今私は男性になってやりたいことは3つある。

 

 

  ①女性と付き合う

  女性と付き合うのは女性のままでもできなくない。

  しかし、女性が女性と付き合うのと男性が女性と付き合うのでは対象が一緒でも感じ方は違うだろう。

  また、男性になれば女性としての私が思っていることを男性はどのように思っているのかがわかる。

  そうすれば、真実味のある恋愛指南書を書いて一儲けできるのではないか、なんて思う。

 

  ②甲子園で野球をする

  甲子園は毎年何かしらの感動が生まれる。

  そこに選手として加われるのは男子高校生だけだ。

  調べてみたら女子高生野球もあるようだが試合が行われる場所は甲子園球場ではなかった。

  やはり、甲子園球場だから、というのもあるだろう。

  高校球児たちが甲子園の砂を持って帰るのも甲子園球場だから、なのではないか。

  そのような高校野球の聖地とも言える甲子園球場で野球ができるのは男性だけだ。

  そしてこれは男性であってもごく限られた人しか体験できないことだと思うが、男性になったらなんとしてもやりたい。

 

  ③かっこいい声の男性になる

  私は声フェチで、よく電車の車内アナウンスの声やテレビ番組のナレーションなどに注目して聞いてしまう。

  中高時代には通学で使う電車の車掌さんでお気に入りの人がいたくらいだ。

  特に低音の声が好きなので、自分が男性になって低音ボイスになれたら毎日素敵な声が聞けて幸せである。

  (周りが聞く声と自分が聞こえる声は違うというが、そこはこの際気にしないことにする)

  また、今の自分の声が女性の中でも高めなので、単純に低い声を出してみたいという願望もある。

  女性でも声の低い人はいるが男性と比べてしまえば限度がある。

  そのため、男性になったらぜひ低音のイケてるボイス、いわゆるイケボになりたい。

 

以上3点が、私が男性になったらやりたいことだ。

 

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